ウィルコム大躍進の秘密とは
PHSはケータイを超える?ウィルコム大躍進の秘密とは
http://ocnspecial.blogzine.jp/weekly/2005/11/phs_1dc9.html
PHS―というよりウィルコムの好調ぶりがめざましい。TCA(電気通信事業者協会)発表
の10月における事業者別契約者数によると、ウィルコムの累計契約者数がツーカーのそ
れを上回り、携帯/PHS双方の事業者含めた純増数においては1位のau、2位のドコモに次
ぐ堂々の3位をマーク。2005年10月集計のウィルコム加入者数では、350万人まであと一
歩(3,499,300人)と、一度は収束しかけたPHSが、無視できない通話手段としてふたた
び大きな脚光を浴びることとなった。
この同社好調の一端を担う要因のひとつが「同社のPHS間で話し放題になる月額2900円
の音声定額サービス」。このサービス施行により、カップルや家族、仲のよい友人同士
といったユーザーの増加につながった。こういった定額の音声通話サービスは携帯電話
にはないもので、同社の、引いてはPHSの大きな特徴のひとつとして人々の間に認知さ
れているようだ。さらに同社はこの好調ぶりを受け、PHS最大の弱点だといわれていた
「通話エリアのカバー率」の向上にも本腰を入れている。基地局の増設、変調方式やア
ンテナの改良により、ひとつの基地局がカバーできる範囲を携帯電話と同等にまで拡大
、もはや携帯電話と遜色ないカバーエリアをもつに至っている。
クリアな通話品質はいうまでもなく、PCと組み合わせたデータ通信にも強く、最近のウ
ィルコム端末はフルブラウザを搭載しネットとの相性もいい(メールも無料だしね)。
これに通話料定額\2900と携帯並のカバーエリアという要素が加わる。まさに「美味し
いトコ取り」のPHS。これは魅力的すぎる。実際に筆者の周囲にもウィルコム端末を利
用しはじめる人が多くなってきた。当然、筆者も真剣に検討中だ。
このウィルコムの好調ぶりが、ケータイの各キャリアのカンフル剤となり、さらなる切
磋琢磨が起きればいいのだが。
(文:市川昭彦)