◎ウィルコムがじわり拡大中 PHS 他社撤退が追い風 26カ月連続で純減なし
PHS(簡易型携帯電話)事業を展開するウィルコムが北陸三県での契約数をじわりと 拡大している。携帯電話と比べ市場規模は小さいものの、来年一月七日のNTTドコモ北 陸のPHSサービス終了などが“追い風”になっている。
http://www.hokkoku.co.jp/_keizai/K20070517302.htm
電気通信事業者協会がまとめた北陸三県でのウィルコムの契約動向は、二〇〇五(平成 十七)年三月以降、二十六カ月連続で解約が新規契約を上回る「純減」がなく、増減なし だった〇六年七、十一月をのぞく全月で純増となった。
ドコモ北陸が〇五年五月でPHSの新規契約受け付けを停止し、今年三月末でポケット ベルサービスを終えたことから、唯一のPHS事業者となるウィルコムが携帯電話以外の 通信手段を求める消費者の需要の受け皿となっているようだ。
ただ、ドコモ北陸は第三世代携帯電話「FOMA」に変更するPHS利用者の端末購入 代金を無料とするなど、PHSから携帯電話への移行を積極的に促している。
PHS市場全体が縮小する可能性があるだけに、ウィルコムとすれば高速データ通信や 高音質といったPHSの強みをいかに利用者に伝え、契約増につなげるかが課題となりそ うだ。