ウィルコムが申請 次世代高速無線通信免許 4陣営で初
ウィルコムの喜久川政樹社長は28日、総務省関東総合通信局を訪れ、2・5ギガヘルツ周波数帯を利用した次世代高速無線通信サービス免許取得のため、申請書を提出した。来月12日までの申請期間内に、同社を含めた4陣営が申請を予定しているが、他陣営がモバイルワイマックス(WiMAX)での申請を予定している中、日本発の技術である次世代PHS方式で免許獲得を目指す。
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免許申請の先陣を切った喜久川社長は「競争上不利になる」として、事業の詳細は明らかにしなかったが、現在の基地局を次世代通信でも活用できる強みもあり、「できるだけ低い定額で、モバイルのワイヤレスブロードバンドが実現できる計画」と内容に胸を張った。
申請はウィルコム単独で行ったが、「次世代PHS方式を有効活用していただくパートナーなどは歓迎する」として、オープンなネットワークを実現する意向だ。
総務省は、免許を最大2社に与える方針だが、「日本独自の技術である次世代PHS方式を用いるウィルコムに追い風が吹いており、残る1枠をWiMAX方式の3社で争う構図」との見方が業界内では有力だ。
KDDI陣営が、京セラやJR東日本など計6社で、ソフトバンクモバイルとイー・アクセスは、インターネット接続事業者など計8社で、それぞれ免許申請のための企画会社の態勢を発表。NTTドコモとアッカ・ネットワークスもTBSなどとの連携を模索しており、免許獲得を巡る争奪戦が本格化している。