海外にも対応 WILLCOM 通信用モジュール「W-SIM」
PHSキャリアWILLCOM(本社:東京都港区)は、中国網通集団ブロードバンド応用国家工程実験室有限公司と共同で「W-SIM」(ウィルコムシム)の海外用インターフェースを開発した。
http://japan.techinsight.jp/2008/03/matsuyama2008032614300.html
中国網絡通信集団公司は、2008年4月以降順次、このインターフェースに対応した中国版「W-SIM」を中国内で販売開始する予定。
WILLCOMは、「W-SIM」の海外への市場拡大と、将来的な日本国内向けの端末ラインアップの強化、また「W-SIM」対応ジャケットのコスト低廉化を目指す。
ビジネスシーンを中心として人気が有る、キーボードを実装した電話機「W-ZERO3」シリーズでケータイ各社との競争力を持ち直しつつ有るWILLCOM。
WILLCOMは開業以来、基本料金の安さをウリにした戦略を展開しているが、今回の製品はテレメタリング用途にも使用可能なモジュールとしてのランニングコスト面での優位性が有る。
「W-SIM」はNTT DoCoMoの「DoPa」モジュールと同じ位置付けの商品だが、各機材メーカーやサービス提供者、ベンダー等の組込みの仕方によっては、データ転送、遠隔操作などの用途では「海外対応」も盛り込んだ状態で有力なモジュールにもなる。
「PHS安楽死」説も飛び交った時期も有ったが、唯一国内で生き残っているWILLCOMはまだまだ可能性を諦めず独自の優位性を生かして展開していくようだ。
(編集部 松山修一)