ドコモ、10年半ぶり50%割れ 07年度末の携帯シェア
携帯電話首位のNTTドコモのシェア(市場占有率)が、2007年度末で50%を割ったことが7日、電気通信事業者協会の集計で分かった。06年秋の番号継続制導入で激化した料金、サービス面の競争で、KDDI(au)やソフトバンクモバイルに完敗した。ドコモの50%割れは1997年9月末以来、10年半ぶりとなる。
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008040802001899.html
ドコモは、99年2月に開始した携帯インターネット接続サービス「iモード」が人気を集め、PHSを含めて一時は6割近いシェアを有していた。
しかし、音楽や映像サービスで若者の人気を得たKDDIに次第に押され、家族間通話無料で先行したソフトバンクモバイルにも対抗できず、次々に顧客を奪われた。
集計によると、07年度末の携帯電話とPHSの契約数は計1億734万件。うちドコモは5339万件で、シェアは49・7%と前年度末から2・5ポイント低下した。KDDIは3034万件(シェア28・3%)、ソフトバンクは1859万件(17・3%)で、それぞれシェアを0・6ポイント、1・7ポイント上げた。PHSのウィルコムは462万件(4・3%)。
07年度の携帯・PHSの純増数は計564万件。うちソフトバンクが268万件、KDDIが215万件を占めた。ドコモは携帯で77万件の純増にとどまった上、採算割れが続き今年1月でサービスを停止したPHSが45万件の純減となった。ウィルコムは9万件の純増だった。