ウィルコム、PHSを活用した電話通訳の実証実験、外国人住民を支援
ウィルコムは、島根県のしまね国際センターが実施している「コミュニティ通訳ボランティア制度」において、PHSを活用した「電話通訳」システムの実証実験を6月30日より開始する。英語、中国語、韓国語、ポルトガル語の通訳者を12名確保し、9月26日まで行う。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080627/1016084/
コミュニティ通訳ボランティア制度は、病院や行政窓口に通訳者を派遣して、県下に在住する外国人住民の生活をサポートする取り組み。近隣に通訳者の登録がない場合や、通訳者の派遣に時間がかかるといった問題を解消するために、2008年の秋以降、電話通訳システムの導入を検討している。
通訳者があらかじめ「通訳者シフト管理サーバー」の「通訳者紹介システム」に、対応可能な日を登録しておく。モニターとなる行政窓口や薬局窓口は、通訳が必要な時に同システムにアクセスする。言語や通訳可能者を検索し、PHSを使って通訳者を交えた電話会議を行える。
ウィルコムがPHS電話機など電話通訳用の機器を提供し、しまね国際センターが電話通訳システムの運用と検証を行う。国外から日本に来た児童の日本語教育に取り組むHOPE(Hiroshima Overplaces People's Education)プロジェクトが協力する。
電話通訳の場合、通訳者の同行が不要なほか、日本全国で通訳者を募集できるというメリットがある。また、突然外国人が来訪した場合にもコミュニケーションを図ることができる。